頚椎神経根症には全身からの根本改善アプローチ が有効です。肋骨、胸椎、肩甲骨がポイントです!!

頚椎神経根症には全身からの根本改善アプローチ が有効です。肋骨、胸椎、肩甲骨がポイントです!!

バラエティ番組などで知られるタレントの出川哲朗さんが経験した「頚椎神経根症」。これは首の神経根が圧迫されることで、首から肩・腕にかけての痛みやしびれが出る症状で、神経の通り道が狭くなることによって起こります。

しかし、単に首だけに原因があるとは限りません。実は、全身のバランスの乱れが首に大きな負担をかけているケースが非常に多いのです。


◆ 原因は首だけじゃない?全身が作る「悪い姿勢の連鎖」

以下のような体の状態が、頚椎神経根症のリスクを高める可能性があります。

  • 骨盤の前傾/後傾により背骨が過度に弯曲
  • 背中が丸まり(猫背)、肩が前方にスライド
  • 結果として頭部が前方に引かれ、頚椎の反り返り(過伸展)が増加
  • 胸郭が硬くなり腹式呼吸が使いづらくなり、胸式呼吸優勢に
  • 呼吸補助筋(首・肩の筋肉)が常に緊張し、頚椎の圧迫が増す

こうした複雑な構造の中で、首だけを治療しても改善しないのは当然のこと。「全身を整える」視点が欠かせません。

◆ 改善に必要な“全身調整”のキーポイント

フィジオセンターでは、頚椎神経根症に対して首に直接触れるだけでなく、以下のアプローチを重視した体操指導を行っています。

🔵 骨盤と股関節の柔軟性アップ

  • 骨盤の傾きをリセットし、脊柱全体のアライメントを正す
  • 股関節の可動域改善により、腰〜胸椎〜頚椎までの緊張を分散

🔵 胸郭・肩甲骨の動きの改善

  • とくに第6肋骨の可動性を高めることで、胸郭の呼吸拡張を促進
  • 背中の丸まり(円背)を抑え、首・肩の負担を減少
  • 足部の問題(偏平足など)も問題

🔵 呼吸の質を改善

  • 腹式呼吸の回復で首の筋緊張を抑える
  • 胸式呼吸優勢の状態を改善し、呼吸筋の過剰な収縮を防ぐ

その他:太りすぎも関係します

◆ フィジオセンターでのサポート内容

当センターでは、頚椎症の経験豊かな理学療法士が以下のようなプログラムを提供しています。

  • 姿勢評価(骨盤〜背骨〜頚椎のラインチェック)
  • 股関節や胸郭のモビリティ向上エクササイズ
  • 肩甲骨の安定性&可動域改善トレーニング
  • 呼吸トレーニング(腹式誘導)
  • 頚椎周囲筋のリラクゼーション

あなたの“首”を救うのは、首ではなく「全身のバランス」かもしれません。


東京慈恵医科大学病院E棟2階 フィジオセンター

お問い合わせ先:info@physiocenter.jp (担当:大田まで)

電話:03-6402-7755

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