変形性股関節症の評価と運動療法 -歩行立脚相と立ち上がり動作を中心に、動きの構成要素から問題点を考える-

変形性股関節症に対する運動療法の有効性は様々なガイドライン・システマティックレビューで報告されている。そのような中、効果的な運動療法を実践するには、対象者の症状に合わせて具体的な評価と運動療法を行う必要がある。

本セミナーでは、変形性股関節症例の痛みの訴えが多い歩行立脚相と立ち上がり動作に着目する。歩行立脚相では、遊脚側の骨盤が下制したり後傾気味であると、臼蓋の大腿骨頭への被覆が不十分になりやすい。また、立ち上がり動作では離殿時に骨盤前傾が必要だが、臼蓋や大腿骨頭の変形によって骨盤前傾が痛みの要因となる場合があり、骨盤前傾を避けるために股関節の求心位がとりにくいことがある。

変形性股関節症例が股関節の求心位を取りにくいこれらの動作において、動作の構成要素に着目する(動作をいくつかに分けてみていく)ことは問題点の抽出に有用である。さらに荷重時に症状がある場合、股関節に加えて隣接部位を修正すると症状が軽減することが多く、これも問題点の抽出につながる。このような考えのもと、股関節症例に対して用いている評価・運動療法の具体例について紹介する。

【日時】2024年5月31日(金)19:00~20:30(入室開始18:45~)

【受講料】2750円(税込)

【講師】津田泰志(理学療法士)

【ご案内】
◆ご予約(セミナー申し込み)の締め切りは5月28日(火)18時です。アーカイブのみご視聴希望の場合も締切日時は同様です。
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◆領収書(無記名)はセミナー後にお送りします。
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https://coubic.com/physiocenter/4570061

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