変形性股関節症と『立ち上がり動作』について

変形性股関節症と『立ち上がり動作』について

本日のブログは、クライアントの方より痛みの訴えが聴かれる事の多い、椅子からの立ち上がり動作について着目して解説します。

椅子からの立ち上がり動作やは日常生活において大切な動きですが、繰り返される股関節へのストレスが関節軟骨に影響を与え、変形性股関節症の進行に関与する事が懸念されています。

コンピューターシュミレーションを用いた研究では、立ち上がり動作中の座面から殿部が離れるタイミングの股関節に加わる圧縮応力を計測し、股関節が深く曲がる角度が増加する事に伴って、関節面に加わる圧縮応力が大きくなることが報告されています。

これらの研究を参考に考えると、日常生活で使用頻度の多い椅子が、その方に身長に対して低い場合や沈み込みの深いソファーなどの使用が、股関節に余分な負担をかけてしまう可能性があると推察されます。

フィジオセンターでは、立ち上がりに必要な股関節の関節可動域をできるだけ改善し、適切な筋力の発揮を促すエクササイズの実施に加えて、日常生活の中で股関節の負担を軽減するような提案を併せて行っています。

フィジオセンターは保険外・自費でのサービス(保険外リハビリテーション・自費リハビリテーション)となります。変形性股関節症をお持ちの場合、長期的な視点に立ち日常生活の中で股関節の余分な負担を軽減しながら、必要な運動療法やセルフエクササイズを実施していくことが大変重要です。加えて、医療機関での診察やリハビリテーションとの並行したご利用も可能です。

ご興味のある方はホームページまたは、お電話にてお気軽にお問い合わせください。その方に最適と考えられオーダーメイドのご提案を致します。

理学療法士 保健医療科学修士号 認定理学療法士(運動器・脳卒中)
Certified Mulligan Practitioner (CMP) /マリガンコンセプト認定理学療法士
LSVT®BIG認定セラピスト
津田 泰志

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