変形性股関節症節症に対する『運動療法と人工股関節全置換術の関係』について

変形性股関節症節症に対する『運動療法と人工股関節全置換術の関係』について

本日のブログは、変形性股関節症が運動療法と教育を組み合わせた介入を行った場合の、人工股関節置換術までの期間に与える影響について解説します。

始めに、人工股関節置換術は20世紀で最も成功した整形外科的手術とされており、股関節専門医の先生方が数多く参加される、日本股関節学会のセッションでは手術時の患者様の負担を軽減するための様々な方法が発表・議論されています。

ノルウェーから発表されている論文では、変形性股関節症をお持ちの109名を対象に、運動療法と教育を組み合わせたグループと、教育のみを行う2つのグループに分けて、人工股関節置換術までの期間を比較した発表がされています。結果として、教育のみを行うグループよりも、運動療法と教育を組み合わせたグループの方が有意に人工股関節置換術までの期間を長くする事ができたと報告されています。

フィジオセンターでは、初期の変形性股関節症から、既に手術を検討されている末期の変形性股関節症の方まで幅広くご利用頂いています。変形の程度が少ない方がより運動療法の効果が期待できるとされておりますが、変形が進んでしまった状態でも最適と考えられる運動療法の実施・杖の使用などを含めた日常生活場面での股関節の負担の軽減を図るご提案を行っています。

フィジオセンターは保険外・自費でのサービス(保険外リハビリテーション・自費リハビリテーション)となります。変形性股関節症をお持ちの場合、長期的な視点に立ち運動療法を継続しながら、日常生活での余分な負担を軽減していくことが大変重要です。加えて、医療機関での診察やリハビリテーションとの並行したご利用も可能です。

ご興味のある方はホームページまたは、お電話にてお気軽にお問い合わせください。その方に最適と考えられオーダーメイドのご提案を致します。

理学療法士 保健医療科学修士号 認定理学療法士(運動器・脳卒中)
Certified Mulligan Practitioner (CMP) /マリガンコンセプト認定理学療法士
LSVT®BIG認定セラピスト
津田 泰志

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