お子さんの背骨が左右に曲がってしまう「側弯症(そくわんしょう)」は、見た目の問題だけではないのです。将来的な健康にも大きく関わることがあるため、早く気づいてあげることがとても大切です。
なぜ、早く見つけて治療しなければならないのか?
① 見た目と心の健康のために
背骨が大きく曲がってくると、片方の肩が上がったり、ウエストのラインが左右で違ったりと、見た目の変化が出てきます。それが気になってしまって、人前に出るのが怖くなったり、学校生活に自信が持てなくなったりすることも…。思春期は特に、心の影響が大きい時期だからこそ、早めの対応が大事です。
② 呼吸や心臓への影響も
背骨のゆがみが強くなると、肋骨や胸の形も変わってしまい、その中にある肺や心臓が圧迫されてしまうことがあります。特に成長期の子どもにとっては、肺の発育にも影響が出てしまう可能性もあります。最近では、MRIなどを使って、より詳細に体の中をチェックできるようになってきました。
③ 将来の腰や背中の痛みにつながる
今は痛みがなくても、40代・50代になると「なぜか腰が痛む」「背中がつらい」と感じる方がいます。その原因が、若いころの側弯症にあった…ということも。骨が老化しやすくなったり、骨粗しょう症のリスクも高まるので、できるだけ軽いうちにケアを始めることをおすすめします。
だからこそ「早く見つけて、早く治す」
「大きく曲がる前に気づけたかどうか」が、将来の健康を大きく左右します。
側弯症は全てがすぐに治療が必要なわけではなく、時には「経過を観察する」ことも大切な治療のひとつ。でも、放っておくと進行する可能性もあるので、医師による定期的なチェックがと予防改善のための体操が重要です。
特に注意したいのは10歳以下の発症
10歳未満で発症した場合は、成長とともに急激に曲がってしまうことがあります。こういったケースでは、体操療法や装具(コルセット)などによる治療を早く始めることで、手術をしないで済む可能性が高まります。
特に、「経過観察」と診断されてご不安を抱えておられるご両親さまへ
側弯症と向き合う中で「このまま様子を見ていていいの?」「本当に進行しないの?」と不安になってしまうこともあるかと思います。
そんな時は、どうぞお一人で悩まずにご相談ください。
フィジオセンター(ドイツ公認シュロス側弯症セラピスト:大田)では、
無料相談 をお受けしております、どうぞご遠慮なく、ご連絡ください。
疑問や不安を少しでも解消し、お子さまと一緒に前向きに歩めるよう、丁寧にサポートさせていただきます。
東京慈恵医科大学病院E棟2階 フィジオセンター
お問い合わせ先:info@physiocenter.jp
電話:03-6402-7755
理学療法士、ドイツ公認シュロス側弯症セラピスト:大田