以前のブログで、変形性股関節症をお持ちの方に対して、運動療法の有効性が国内や海外から報告されている事をご説明しました。
本日はクライアントの方より、質問を頂く変形性股関節症に対する運動療法を始めるタイミングについて解説します。
変形性股関節症の進行には長い時間がかかります(急速破壊型股関節症を除く)、そのため可能な限り早期に運動療法を開始する事で、経過をより良い方向に変化させる事ができる可能性があるとえられています。また運動療法に加えて、日常生活で股関節に負担のかかる動きを出来るだけ避ける事(日常生活指導)、体重の管理、痛みの状態によっては医師から処方された内服を服用する事など、これらの適切な管理が重要であると考えられています。
その一方で、日本国内の医療保険制度では運動療法の中心として考えられる、医療機関での外来のリハビリテーションを実施できる時間や日数に一定の制限を設けているため、変形性股関節症をお持ちの方々が変形のある股関節を運動の観点から長期的に管理していくことは難しい場合が多いようです。
フィジオセンターは保険外・自費でのサービス(保険外リハビリテーション・自費リハビリテーション)となります。変形性股関節症をお持ちの場合、長期的な視点に立ち日常生活の中で股関節の余分な負担を軽減しながら、必要な運動療法やセルフエクササイズを実施していくことが大変重要です。加えて、医療保険での診察やリハビリテーションとの並行したご利用も可能です。
ご興味のある方はホームページまたは、お電話にてお気軽にお問い合わせください。その方に最適と考えられオーダーメイドのご提案を致します。
理学療法士 保健医療科学修士号 認定理学療法士(運動器・脳卒中)
Certified Mulligan Practitioner (CMP) /マリガンコンセプト認定理学療法士
LSVT®BIG認定セラピスト
津田 泰志