哺乳類の四つ足動物とヒトの股関節の違いについて

哺乳類の四つ足動物とヒトの股関節の違いについて

本日のブログでは、少し今までと内容を変えて、哺乳類の四つ足動物とヒトの股関節の構造の違いについて解説します。

写真はアフリカゾウの写真になります。アフリカゾウの股関節(この場合は後ろ足)は関節面が下側を向いており、大腿骨が体の中心の体幹から垂直に近い角度で位置するため、体重を支えるのに適しており、大腿骨頭を支える関節面も大きくなっています。

ヒトの股関節は立位姿勢(立った姿勢)の場合、関節の前方と外側の部分が大腿骨頭に対して接する、骨盤側の関節面が十分に接していません。進化の過程で2足歩行を獲得する事で、両手で道具を使用する事ができるようになりました。ただ、その反面、股関節や腰骨(腰椎)は状況によって負担がかかりやすい構造になっています。

フィジオセンターでは、これらの元々持っている関節の特徴や構造を把握した上で、全身的に姿勢や動きを拝見して、どのような体の使い方を行う事で股関節の負担を軽減する事ができるかをご提案しています。ご興味のある方はホームページまたは、お電話にてお問い合わせください。どうぞよろしくお願いいたします。 

理学療法士 保健医療科学修士号 認定理学療法士(運動器・脳卒中)
Certified Mulligan Practitioner (CMP) /マリガンコンセプト認定理学療法士
LSVT®BIG認定セラピスト
津田 泰志

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