フィジオセンターでは、理学療法士の各スタッフが交代で、定期的にカンファレンス(症例検討会)を行っています。昨日の担当は私であったため、変形性股関節症をお持ちの方をテーマに開催しました。本日のブログでは、このようなカンファレンスを開催する目的について解説します。
今回は、変形性股関節症をお持ちの方についてカンファレンスを行いましたが、保存療法の分野の中ので重要な役割を持つとされる運動療法のガイドラインや各種のシステマティックレビューなどを確認しても、画一的な方法は決まっていないと考えられます。理由としては、同じ変形性股関節症という診断名でも、不便を感じられる動き、変形の程度や痛みを出している組織の違い、股関節の不具合をかばうための姿勢や動きの対応方法は、お一人お一人異なる事が背景にあると考えています。
そのような中で、スタッフが集まり複数のスタッフの目で徒手的な検査の内容や、実際の施術・コンディショニングの内容を検討する事でより効果的な介入を行う事ができると考えます。また、フィジオセンターでは各スタッフが2つずつの認定理学療法士の資格を有しており、整形外科分野に関連の深い、運動器の認定を常勤スタッフ全員が有しています。
そのような、専門的な知識を持ち寄る事で異なる視点や切り口での、アプローチ方法や1人では気が付きにくい点の見落としをなくしていくことで、よりクライアントの方々のお役に立てるように取り組んでいます。
フィジオセンターは保険外・自費でのサービス(保険外リハビリテーション・自費リハビリテーション)となるため、変形性股関節症をお持ちの股関節の機能を出来るだけ発揮できるような働きかけだけではなく、全身的に姿勢や動きを拝見して、どのような体の使い方を行う事でより良い動きで股関節をサポートする事が可能かを確認して施術・コンディショニングを提案しています。ご興味のある方はホームページまたは、お電話にてお問い合わせください。どうぞよろしくお願いいたします。
理学療法士 保健医療科学修士号 認定理学療法士(運動器・脳卒中)
Certified Mulligan Practitioner (CMP) /マリガンコンセプト認定理学療法士
LSVT®BIG認定セラピスト
津田 泰志