サッカー選手における変形性股関節症との関係について

サッカー選手における変形性股関節症との関係について

過去のブログでは、股関節を多く使うようなスポーツ選手と形性股関節症との関係について解説しました。今回のブログではプロサッカー選手を対象とした研究で、現役選手および引退後の選手における変形性股関節症の有病率と、その影響について解説します。

こちらの研究では、現役および引退後のプロサッカー選手1,401名を対象に調査が行われました。その結果、変形性股関節症の有病率は現役選手で2%、引退後の選手では8%と報告されました。特に、引退後の選手で有病率が高く、加齢とともにリスクが増加することが示されました。また、股関節の機能は変形性股関節症の有無に関わらず、現役および引退後の選手で有意に低下していることが明らかになっています。

特にサッカーの場合は、股関節の可動域を大きく繰り返して使う事に加えて、コンタクトスポーツという特性も加わり、股関節をはじめとした下肢の関節に特に負担が掛かり易いと考えます。

フィジオセンターでは、スポーツ選手やアスリートの方がご利用頂く場合、競技特性やその選手のポジション、利き手や利き足などの関係をみながら、どのような動きを修正する事で股関節への余分なストレスを軽減する事が可能かを確認して施術・コンディショニングを実施しています。

当センターでは、保険外・自費でのリハビリテーションサービスを提供しております。医療機関でのリハビリテーションでは、制度上対応の難しいアスリート方のコンディショニング、変形性股関節症の診断後に医療機関での外来リハビリテーションが処方・実施されていない方、もしくはリハビリテーションが算定日数制限のため終了された方々に向け、オーダーメイドの施術・コンディショニングをご提案しています。

ご興味のある方は、ホームページまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。

理学療法士 保健医療科学修士号 認定理学療法士(運動器・脳卒中)
Certified Mulligan Practitioner(CMP) / マリガンコンセプト認定理学療法士
LSVT®BIG認定セラピスト
津田 泰志

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