Neurac Therapyには、基礎となる Basicコースに続いて、より臨床応用を深める Advanceコースが用意されています。旧Neurac2コースよりも、より臨床現場で活用できるよう「クリニカルリーズニング」を取り入れて、実践的なグループワークを中心に実施いたします。

Basicコースでは主に
- コアスタビリティ
- 腰椎‐骨盤帯の機能改善
- Weak Linkの評価
など、Neuracの基本概念と評価方法を学びます。
一方、Advanceコースではこれらを発展させ、より臨床的な応用と高度な運動療法を習得することが目的となります。
Advanceコースで学ぶ主な内容
Neurac Therapy Advanceでは、Basicで習得した技術を基盤に、次のような内容を学びます。
① より複雑な運動連鎖へのアプローチ
Basicでは主に腰椎‐骨盤帯の安定性に焦点を当てますが、Advanceでは
- 体幹
- 股関節
- 下肢
- 上肢
- 頚部
を含めた 全身の運動連鎖 を評価・治療の対象として扱います。

機能評価(基本動作)において筋活動のタイミングや協調性および運動連鎖を評価しながら、神経筋制御の改善を目的としたエクササイズを実施します。
② Weak Linkへのより精密なアプローチ
Neurac Therapyの重要な概念である Weak Link(ウィークリンク) に対して、Advanceではより詳細な評価と介入を行います。
Weak Linkとは
運動連鎖の中で神経‐筋の伝達機能が低下している部分を指します。
Advanceコースでは
- 複数のWeak Linkの識別
- 症状との関連性の評価
- 個別化された治療アプローチの展開
など、より高度な臨床推論が求められます。
③ 不安定環境を活用した高難度エクササイズ
Redcordの特徴である スリングによる不安定環境 をさらに活用し、
- 漸増負荷エクササイズ
- 3次元的な治療アプローチ
- 四肢₋体幹の協調
- 片脚・片腕支持
など、より高度な運動課題を設定します。
これにより
- 深部筋の活動促通
- 神経筋協調性の改善
- 機能的動作の再教育
が期待されます。
④ 臨床症例への応用
Advanceコースでは、より具体的な臨床応用として
- 腰部‐骨盤帯の機能障害
- 股関節機能障害
- 下肢関節障害
- 肩関節障害
- 上肢関節機能障害
- 頚部痛
- スポーツ障害
- 姿勢制御障害
などに対する Neuracアプローチの応用方法 を学びます。


評価から治療までのプロセスを実践的に学ぶことで、
臨床で即活用できる治療戦略を構築することができます。
BasicからAdvanceへのステップアップ
Neurac Therapyは
Basicコース → Advanceコース→Proコースという段階的な教育システムになっています。
Basicでは
- 基本的なNeuracテストの習得
- コアスタビリティ改善のためのNeurac治療
- 3次元的な腰椎‐骨盤帯アプローチ
といった 基礎技術 を習得します。
そしてAdvanceでは
- 全身の運動連鎖の評価(機能評価)
- 複雑なWeak Link評価(Neuracテストおよびパフォーマンスプラスの応用)
- 高度なNeurac治療
を学び、クリニカルリーズニングに基づいて臨床応用力を高めることが目的となります。
まとめ
Neurac Therapy Advanceコースでは、Basicで習得した概念をさらに発展させ、
- 運動連鎖を考慮した評価(各種Neuracテスト)
- Weak Linkへの精密なアプローチ(各種Neurac治療)
- 不安定環境を活用した高度な運動療法(Neuracエクササイズの活用)
などを通して、神経‐筋機能改善の臨床応用力を高めることができます。
Redcordを活用したNeuracアプローチは、
単なる筋力強化ではなく
神経筋制御を再教育する治療コンセプト
として、今後のリハビリテーション分野でも重要な役割を担うと考えられます。
Neurac Therapy Advanceコースの受講は、インターリハ㈱HPのセミナー紹介まで:https://www.irc-web.co.jp/redcord/seminar/20260517