変形性股関節症の原因

変形性股関節症の原因

変形性股関節症の原因は、股関節の形態(骨の形)に影響を受ける事が研究で明らかになっています。

2つ大きく考えられている理由として、1つめは『臼蓋形成不全』です。臼蓋形成不全は大腿骨頭(大腿骨の頭の部分:以下、大腿骨頭)に対して、傘となる骨盤の骨である臼蓋の部分の面積が少ない事を指します。関節を支える面積が少ないため、負担がかかりやすいと考えられています。もう一つは『Cam変形』といわれる大腿骨頭部分の変形になります。大腿骨頭のくびれが少なく、股関節を深く曲げた際に臼蓋と大腿骨頭の間に関節唇などの組織が挟まれる事(以下、インピンジメント)が原因と考えられています。

臼蓋形成不全やCam変形などの骨の形は、リハビリテーション等の保存療法で変化させる事はできないため、臼蓋形成不全をお持ちの方の場合は例として、股関節のインナーマッスルのエクササイズを行い、支える面積が少ない関節の構造でも負担の少ない方法で動いて頂ける事を目的とします。また、Cam変形をお持ちの方の場合は、股関節の負担を少なくする事を目的として、インピンジメントを避けるために、問題となる動作・タイミングで骨盤や腰椎(背骨全体)の柔軟性を改善して動きの中のストレスを軽減します。

当センターでは、その方のお持ちの問題に対して原因をしっかり分析して、オーダーメイドのコンディショニングを提供しております。ご興味のある方はホームページまたはお電話にてお問い合わせください。どうぞよろしくお願い致します。

フィジオセンター (運営会社 株式会社リプレ) 
理学療法士 保健医療科学修士号 認定理学療法士(運動器・脳卒中)
LSVT®BIG認定セラピスト
津田 泰志

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