プラステック性の硬性コルセットは、見た目もそうですが、かなり固める感じがしますよね。実際にしっかり凸部を圧迫しなくては、物理的な矯正効果は上がりません。では、これだけの装具をつけるとどのくらいの矯正力があるのでしょうか。写真はまだ10代の患者様の装着前のレントゲン写真と装着後の写真を比較したものです。明らかにカーブの度合いが減少しています。そうなんです、脊柱に柔軟性のあるうちは、装着すれば手成功はかなり見込めます(注:コブ角の大きさに影響は受けます)。シュロス側弯体操で予めストレッチをしながら、柔軟性を高めた状態でコルセットでを装着すると非常に有効です。もしくは日中の装着が抵抗のある方は、なおさらシュロス側弯体操で短縮した筋をストレッチ、筋の活性化を行えば、夜間の装着だけでも効果に影響を与えます。
もしシュロス側弯体操とコルセットの組み合わせにご興味のある患者様は、ご一報ください。
ドイツ公認シュロス側弯症セラピスト 大田