変形性股関節症と『有酸素運動』について

変形性股関節症と『有酸素運動』について

今回のブログでは、変形性股関節症をお持ちの方の『有酸素運動』について解説します。

変形性股関節症をお持ちの方に対する運動療法が有効である事が、海外・国内の研究発表から述べられるようになりました。その中でも特にウォーキングやエルゴメーター(自転車)に代表されるような、有酸素運動が有効である事わかってきています。『有酸素運動』とは比較的長い時間行う運動を指し、運動中に筋肉を働かせるためのエネルギー「アデノシン三リン酸(ATP)」を、糖質・脂肪が酸素とともに作る事から、有酸素運動と呼ばれます。

フィジオセンターでは、股関節に痛みがなく変形の進行のリスクが少ない場合は、お体の状態を確認しながらセルフエクササイズとして有酸素運動を行って頂く場合があります。十分に検討が必要な場合は、股関節に痛みをお持ちで、経過と共に股関節の変形が進んでいらっしゃる場合です。このような場合は、普段の生活の中でスマートフォンの万歩計のアプリを使用して頂き1日の歩数を確認して頂く事、自転車を使用される方の場合、移動の距離や自転車を使用されている時間をメモして頂き、痛みの増強や股関節に過度な負担とならないような、運動量の見極めをご相談をしながら、有酸素運動を実施して頂いています。

フィジオセンターは保険外・自費でのサービス(保険外リハビリテーション・自費リハビリテーション)となるため、医療機関でのリハビリテーションや介護保険のサービスと併用も可能です。ご興味のある方はホームページまたは、お電話にてお問い合わせください。どうぞよろしくお願いいたします。 

理学療法士 保健医療科学修士号 認定理学療法士(運動器・脳卒中)
Certified Mulligan Practitioner (CMP) /マリガンコンセプト認定理学療法士
LSVT®BIG認定セラピスト
津田 泰志

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