変形性股関節症と『睡眠の質』について

変形性股関節症と『睡眠の質』について

本日のブログは、変形性股関節症をお持ちの方の症状と睡眠の質について解説します。

海外の研究論文では、130名の方の10日間のデータを解析し、睡眠の質と股関節の痛みの強さについて関連性を評価しています。結果として睡眠の質の低下と痛みの増強が関連している事が示されました。

実際の臨床場面では、変形性股関節症を持つ関節の炎症を伴う場合や、関節可動域制限が進行した場合、仰向けで足をまっすぐに延ばして寝ると痛みが出現する対象者の方がおられます。原因としては、股関節の内圧が上昇して(股関節が腫れた状態)痛みに関与すると考えられています。

フィジオセンターではこのような場合、股関節が軽く曲がり若干足を開く姿勢を取る事、または抱き枕などを使用して横向きになり、痛みのある股関節の内圧上昇を避ける提案を行います。併せて、1日の活動量を調整する事に加えて、状況によってはノルディックウォーキングのポールや杖の使用をクライアントの方と一緒に検討します。

フィジオセンターは保険外・自費でのサービス(保険外リハビリテーション・自費リハビリテーション)となります。変形性股関節症をお持ちの場合、長期的な視点に立ち日常生活の中で股関節の余分な負担を軽減しながら、必要な運動療法やセルフエクササイズを実施していくことが大変重要です。加えて、医療機関での診察やリハビリテーションとの並行したご利用も可能です。

ご興味のある方はホームページまたは、お電話にてお気軽にお問い合わせください。その方に最適と考えられオーダーメイドのご提案を致します。

理学療法士 保健医療科学修士号 認定理学療法士(運動器・脳卒中)
Certified Mulligan Practitioner (CMP) /マリガンコンセプト認定理学療法士
LSVT®BIG認定セラピスト
津田 泰志

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