変形性股関節症と殿部痛について②

変形性股関節症と殿部痛について②

本日のブログはクライアントの方より痛みの訴えが鼠径部痛に次いで多い印象のある、殿部痛について2つ目の理由として考えられる点について解説します。

考えられる原因の2つ目として、以前にもこちらのブログでご紹介をした、上殿皮神経が圧迫されてしまう事が考えられます。上殿皮神経は腰背部を走行し腸骨稜付近にて腰背筋膜を貫通し殿部へ至る感覚の神経とされています。特に変形性股関節症をお持ちで、反り腰の姿勢を普段から取る方は、この腰背筋膜が固くなり易く上殿皮神経神経の通り道が圧迫される事で、殿部痛が出現する事があります。

このような場合は、可能な限り反り腰でなくても股関節で支えられるような、股関節のインナーマッスルのエクササイズに並行して、固さが出現してしまっている腰背筋膜をストレッチやリリースを用いて柔らかくする事で上殿皮神経の圧迫を軽減する事を行い、変形をお持ちの股関節の負担を可能な限り増やす事なく殿部痛の軽減を図ります。

フィジオセンターは保険外・自費でのサービス(保険外リハビリテーション・自費リハビリテーション)となります。変形性股関節症をお持ちの場合、長期的な視点に立ち日常生活の中で股関節の余分な負担を軽減しながら、必要な運動療法やセルフエクササイズを実施していくことが大変重要です。加えて、医療機関での診察やリハビリテーションとの並行したご利用も可能です。

ご興味のある方はホームページまたは、お電話にてお気軽にお問い合わせください。その方に最適と考えられオーダーメイドのご提案を致します。

理学療法士 保健医療科学修士号 認定理学療法士(運動器・脳卒中)
Certified Mulligan Practitioner (CMP) /マリガンコンセプト認定理学療法士
LSVT®BIG認定セラピスト
津田 泰志

一覧に戻る
完全予約制
ご予約はこちら