変形性股関節症と殿部痛について④

変形性股関節症と殿部痛について④

本日のブログはクライアントの方より痛みの訴えが、鼠径部痛に次いで多い印象のある、殿部痛について4つ目の考えられる理由について解説します。

考えられる原因の4つ目として、骨盤の中にある仙腸関節が原因と考えられます。仙腸関節に実際、動きが伴うかについては、専門家の中でも様々な意見がありますが、変形性股関節症を持つ不安定な股関節の構造を補うために、骨盤の過剰な前傾(反り腰)や回旋(捻り)が伴う事で仙腸関節に関わる靭帯が過剰に伸ばされてしまい、ストレスが加わる事や、仙腸関節自体の適合性が低下する事で殿部痛が出現する事があります。

このような場合は、殿部の症状の原因を検索するため、股関節周囲の筋肉のバランスを整えて骨盤の位置関係を修正する事や、仙腸関節の安定性に関与すると考えられる腹部のインナーマッスルのエクササイズを行い、殿部痛の変化を確認していきます。

フィジオセンターは保険外・自費でのサービス(保険外リハビリテーション・自費リハビリテーション)となります。変形性股関節症をお持ちの場合、長期的な視点に立ち日常生活の中で股関節の余分な負担を軽減しながら、必要な運動療法やセルフエクササイズを実施していくことが大変重要です。加えて、医療機関での診察やリハビリテーションとの並行したご利用も可能です。

ご興味のある方はホームページまたは、お電話にてお気軽にお問い合わせください。その方に最適と考えられオーダーメイドのご提案を致します。

理学療法士 保健医療科学修士号 認定理学療法士(運動器・脳卒中)
Certified Mulligan Practitioner (CMP) /マリガンコンセプト認定理学療法士
LSVT®BIG認定セラピスト
津田 泰志

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