側弯症の「経過観察」および「装具治療」中のお子さんをお持ちの親御さんへ

側弯症の「経過観察」および「装具治療」中のお子さんをお持ちの親御さんへ

学校健診で側弯症の疑いがあり、整形外科で「経過観察」または「装具治療」と診断されたお子さんの治療について、ご不安に思われている方も多いでしょう。日本の整形外科では、側弯症治療は一般的に「経過観察」→「装具治療」→「手術による矯正」と進みますが、手術を回避するためには、早期の予防と治療が非常に重要です。

シュロス法(Schroth法)は、側弯症の進行を防ぎ、悪化を抑える効果がある非手術的な治療法であり、特に経過観察中だけでなく、装具治療中にも効果を高めることが期待されています。シュロス法では、正しい姿勢や筋肉のバランスを整えるための呼吸法とエクササイズを通じて、脊柱の曲がりや回転を改善します。

シュロス法のメリット:

  1. 経過観察中の進行予防:早期にシュロス法を導入することで、側弯症の進行を防ぎ、手術の必要性を減らす可能性があります。
  2. 装具治療の効果向上:装具とシュロス法を併用することで、脊柱の矯正効果がさらに高まり、側弯症の進行を抑えることが期待されます。装具に依存するだけでなく、体幹の筋肉を強化することで、より安定した改善が見込めます。
  3. 呼吸機能と筋力の向上:シュロス法は、姿勢矯正だけでなく、呼吸機能や筋力を強化し、日常生活の質を向上させることにもつながります。

装具治療中でも、シュロス法を併用することで、より効果的な治療を実現できます。シュロス法は、特に成長期のお子さんに対して有効であり、進行を防ぐための重要な手段となります。お子さんの健康を守るため、ぜひ当センターの側弯専門のシュロス法側弯セラピストにご相談ください。

フィジオセンター
〒105-0003 東京都港区西新橋3丁目19-18
東京慈恵医科大学附属病院 E棟 2階 TEL 03-6402-7755
E-mail: info@physiocenter.jp (担当:大田 シュロス側弯症セラピスト)

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