変形性股関節症とボールを使用したリリースについて

変形性股関節症とボールを使用したリリースについて

今回のブログでは、変形性股関節症をお持ちの方がボールを使用して行う、リリース(マッサージ)について解説します。

変形性股関節症をお持ちの方の場合、普段の姿勢や動きの中で不安定な股関節の機能を補うために、特定の筋肉が固くなってしまう事があるかと思います。そのような場合、テニスボールを使用して股関節周囲の筋肉をリリース(マッサージ)される場合があるかと思います。

近年の報告では、テニスボール等の固いボールを用いて、固さのある筋肉に対して体重をかけて圧迫するようなリリース(マッサージ)を長い時間行ってしまうと、筋肉に対する血流(血液の流れ)が低下してしまい、逆に筋肉がより固くなってしまったり、表面を走る神経に対して過剰な圧迫が起こり、支配する筋肉の機能が低下してしまう事が指摘されています。

フィジオセンターでは、このような場合、そもそも固さの出ている筋肉に対してボールを用いたリリース(マッサージ)が望ましいのか?それとも、ストレッチで筋肉を伸ばす事が望ましいのか?そもそも、なぜその筋肉が固くなってしまったのか?を変形をお持ちの股関節だけではなく、全身的な筋肉のバランスやお体の使い方を確認させて頂き、最適と考えられるコンディショニング・施術をご提案しています。

フィジオセンターは保険外・自費でのサービス(保険外リハビリテーション・自費リハビリテーション)となるため、比較的コンディショニング・施術にお時間が確保しやすい特徴があります。そのため、ご自宅で行って頂くセルフエクササイズも時間をかけて正しい方法で行って頂けるような形で、ご提案を行っております。興味のある方はホームページまたは、お電話にてお問い合わせください。どうぞよろしくお願いいたします。 

理学療法士 保健医療科学修士号 認定理学療法士(運動器・脳卒中)
LSVT®BIG認定セラピスト
津田 泰志

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