側彎症の矯正装具(コルセット)は、その種類が何十種類と存在します。はたしてどんな装具が、もっとも適しているのか? 保護者の方は、非常に悩まれているのではないでしょうか。ほとんどの装具は、常時装着を推奨されています。長時間継続して装着するなら、軽量、小型タイプが良いのではないかと考えてしまいます。一方、軽量で装置しやすいものは、しっかりした形状タイプに比較して矯正力に劣る場合があります。またシェル(外枠)での形状で矯正するタイプは、成長に合わせて、度々、形状の修正や作り替えが必要になる場合もあります。はたまたシェルの内側からパッドでしっかり押し込むタイプは、パッドの位置を修正するだけでも良い場合がありますが、装具自体が大きくなってしまうなど、どのタイプも一長一短があります。
装具は、お子様の日常生活の習慣に合わせて、形状選びを考えることも重要です。また側弯体操を実施する場合も含めて考えていくことが重要です。
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シュロス法側弯セラピスト 大田