側弯矯正用装具には、いくつかのタイプがありますが、どれもおおよその装着時間や装着期間は共通しています。通常、装具は、Cobb角(カーブの度合い)が約20°くらいから作成します(15°程度でも作成する医療機関もある)。装着時間は、18時間~24時間(入浴時、就寝時は非装着とする場合があるため)と言われており、装着を終了するタイミングは、カーブが5°以上進行しない、第二次成長期がしっかり終了(終了してから1年半~2年)とされています。しかし成長が終了した時点にCobb角が35°~40°ある場合は、加齢とともに進行するリスクが高いと報告されています。装着を終了したのちの予防には、側弯を修正するための体操(シュロス側弯体操や体幹トレーニングなど)を定期的に実施するのが悪化防止に役立つとされています。
場所:東京慈恵医科大学病院E棟2階 フィジオセンター
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シュロス法側弯セラピスト 大田