小学生低学年の「ちょっと気になる」姿勢と運動発達、ご心配ではありませんか?

小学生低学年の「ちょっと気になる」姿勢と運動発達、ご心配ではありませんか?

「うちの子、姿勢が悪い気がする……」
「運動が苦手で、走るのも他の子より遅いかも」
「身長の伸びが気になるけど、小児科では“様子を見ましょう”と言われるだけ……」

そんな“明確な診断名はつかないけれど、なんとなく気になる”お子さまの発達について、不安を感じていらっしゃる保護者の方は実は少なくありません。

「気になる時期」それは成長の節目かもしれません

小学校低学年――特に1次成長期(乳幼児期)を終えて、次なる2次成長期(思春期)に向かう準備段階。この時期は、身体的にも精神的にも“見えにくい変化”が多く現れ始める頃です。周囲の子どもと比較しやすくなり、「うちの子だけが遅れているのでは?」と、焦ってしまう親御さんも多いことでしょう。でも、それは「成長の個人差」が目立ちやすくなるだけで、決して「育ちの失敗」ではありません。

「姿勢」や「運動の苦手さ」にも理由があるかも?

実際、私たちのセンターにも
「なんとなく姿勢が悪い(猫背が強い、軽い側弯があるなども)」
「立ち方・座り方が不安定」
「運動がとにかく苦手」
というお悩みで多くのご相談が寄せられます。

その“なんとなく”の背景には、以下のような体の課題が隠れていることがあります。

  • 体幹筋(お腹や背中のインナーマッスル)の弱さ
  • 上下肢の筋バランスのアンバランス
  • 柔軟性の不足
  • 平衡感覚(バランス感覚)の未発達
  • 姿勢を保つための「感覚統合」の遅れ など

これらは見た目だけでは判断できず、定期健診でも見過ごされがち。

当センターでのアプローチ:子どもの体を“見える化”して、丁寧にサポート

当センターでは、身体発達と運動機能に熟知した「フィジカルセラピスト(理学療法士)」「子供の姿勢の改善のプロフェッショナル(シュロス側弯症セラピスト)」が在籍し、お子さま一人ひとりの身体の状態を総合的にチェックします。

チェック内容の一例:

  • 姿勢評価(座位・立位・歩行、ランニング時など)
  • 筋バランス・筋力チェック(特に体幹・股関節まわり)
  • 柔軟性テスト(関節の可動域など)
  • 平衡感覚・反応テスト
  • 日常生活での姿勢の癖・体の使い方の観察

さらに、日々の生活でできる

  • 姿勢改善のための座り方・立ち方
  • 家庭でできる簡単な運動やストレッチ
  • 学校生活でのサポートポイント など
  • 行った方が良いスポーツ、なるべく今は控えた方がよいスポーツについて

をご家族と一緒に考え、オーダーメイドでご提案しています。

「早めの気づき」が、お子さまの未来の自信につながる

「運動が苦手」「姿勢が悪い」と感じる背景には、成長に必要な土台がうまく育ちきっていないだけのことが多いです。もしその“土台”にそっと手を添えてあげることができたら、運動も、姿勢も、自信も、自然に伸びていきます。

さいごに|ご心配は、愛情の証です

「様子を見るしかない」と言われると、不安になるのは当然です。
でも、気になる今が体を理解する良い機会です。お子さまの“今”を、一緒に見つめてみませんか?私たちは、医学と発達支援の両面から、皆さまの想いに寄り添います。

ご相談はいつでも受け付けております。お子さまの“伸びしろ”を一緒に見つけるお手伝いをいたします。

東京慈恵医科大学病院E棟2階 フィジオセンター

お問い合わせ先:info@physiocenter.jp

電話:03-6402-7755

理学療法士:大田(シュロス側弯症セラピスト)

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