Schroth法は、患者が自ら姿勢を調整する(auto‑correction/自己矯正)能力を使いながら、脊柱を3次元的に補正していくことを基本原則の一つとしています。

Schroth法は、患者が自ら姿勢を調整する(auto‑correction/自己矯正)能力を使いながら、脊柱を3次元的に補正していくことを基本原則の一つとしています。

Scoliosis Physiotherapy には、次のような記述がある:

“Active self-correction and maintenance of the improved posture during functional activities are two primary goals of the Schroth method.” 訳:Schroth法自体が“能動的自己補正”を目標としており、患者自身が補正を“かけて維持する”動きを重要視します。

要するに、Schroth法も “外力に頼らず、自ら補正する” 体操です。

では、具体にはどんな体操があるのか?(Schroth法+における自己補正を含む動きとは

Schroth法の公式サイトでは、3ステッププロセス(1,骨盤補正  2,脊柱伸展+回旋呼吸  3.筋の等尺性収縮保持)という説明があります。各側弯タイプにおいても重要視され、意識しながら自らアライメントを整えて、その姿勢を保ちながら、筋バランスを整えていきます。Schroth法は、単なるストレッチ体操ではなく、筋の収縮感覚、関節のポジションセンス(位置感覚)、運動感覚など脳に対する学習も実施しています。

学校健診で側弯症を指摘されたら、Schroth法のような早期のアクティブ・コレクションを行う、実績のあるエクササイズをおすすめいたします。

東京慈恵医科大学病院E棟2階 フィジオセンター

お問い合わせ先:info@physiocenter.jp

電話:03-6402-7755

理学療法士:大田(シュロス側弯症セラピスト)

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