変形性股関節症をお持ちの方と、ふくらはぎの『こむら返り』について

変形性股関節症をお持ちの方と、ふくらはぎの『こむら返り』について

今回のブログでは、変形性股関節症をお持ちの方から、お話をお伺いする事の多い『こむら返り』について解説します。

『こむら返り』の原因は、栄養不足(ミネラルバランスの崩れ)や脱水傾向(摂取する水分の不足)、冷えによる血流の低下が原因とされています。変形性股関節症をお持ちの方の場合、立っている時間が長かった日、長い距離・長い時間歩いた日に、ふくらはぎに『こむら返り』を起こす場合が多いようです。

変形性股関節症をお持ちの方を対象とした研究では、殿部(お尻の部分)の筋力発揮が低下しやすく、ふくらはぎや膝の周りの筋肉が殿部(お尻の部分)の筋肉をサポートする目的で、より強く活動する事がわかってします。そのため、このふくらはぎの活動が『こむら返り』に関係しているのではないか?と感じるクライアント様を多く経験します。フィジオセンターではこのような場合に、殿部(お尻の部分)の筋肉を働きやすくなるためのエクササイズを実施する事、また足部の内在筋(足部のインナーマッスル)のエクササイズを行う事で『こむら返り』が軽減する事を経験します。バランスの良い栄養素の摂取・水分補給を行っても『こむら返り』が続く場合は、ふくらはぎの以外の筋肉を働きやすくサポートする事が、お役に立つ可能性があります。

当センターは保険外・自費でのサービス(保険外リハビリテーション・自費リハビリテーション)となるため、医療機関でのリハビリテーションや介護保険のサービスと併用も可能です。ご興味のある方はホームページまたは、お電話にてお問い合わせください。どうぞよろしくお願いいたします。 

理学療法士 保健医療科学修士号 認定理学療法士(運動器・脳卒中)
LSVT®BIG認定セラピスト
津田 泰志

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